IgA腎症患者への対応についてのお願い

お酒や料理を無理に勧めないで欲しい

これが、今でも一番困る事です。私には食事制限などがあるので、普段職場の飲み会などには出席しないのですが、どうしても出席しなくてはいけない場面があります。

そういう時は、食事制限の事を考えて、自分の食事の取り分を加減したり、飲むものを、お酒ではなくウーロン茶、そしてなるべく1杯、多くても2杯に抑えよう、など、色んな事を考えて、「よし!行こう!」と、気合を入れて行くものです。

それに水を差すのが、「無理矢理料理やお酒を勧めてくる人」です。

「どうしたぁ~?それウーロン茶じゃないか!今日は飲み放題なんだから飲め飲め!!」「全然食べてないんじゃないのか?ここの料理は美味しいぞ!会費制なんだから食べなきゃ損だぞ!」などと言い、自分が食べたくても我慢して制限しているのも構わず勧めてきます。

まぁ、会社全体での忘年会などでは、大半の人が自分の病気を知らないので仕方ないといえば仕方ないのですが、事情を話しても、また、私の持病のことを知っている人からでさえ、

「今日ぐらい、1杯ぐらいいいじゃないか。1杯ぐらいで悪くなるようなものでもないだろう?」と言われることもあります。確かに正論ではあります。お酒を1杯ぐらい飲んでも、確かに目に見えて悪くはならないです。

しかし、どこからともなく現れた違う上司に、「あいつの注いだ酒は飲めて、俺の注いだ酒は飲めないのか?」などと言われ、結局は何杯も飲んでしまう事になります。1杯だけ飲んで、「もう私は飲めません!」と断固拒否できる人はいいんです。でも、自分のような、

お酒が好きな人にとっては、断腸の思いで断っているのです。

「本当は飲みたいけれど、1杯でも飲むと止まらなくなってしまうから、最初の一杯を断っている」人がいる、という事をわかってください。「今日ぐらい、一杯ぐらい」が、何度も続くとやはりまずい事を理解してやってください。

腎臓病の方が飲み会などに来る場合、前の日から制限をしてその日に備える事が多いです。

そんな場合でも、「これ以上は絶対飲まない!」と言う思いを腹に抱えています。そんな人達の決意を、どうか汲み取ってやってください。「もう結構です」とその人が言ったら、それはその人のリミットなのです。それを理解してあげてください。

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